シェアハウスのトラブル事例。ドアバンバンする問題住人に遭遇した話(前編)


いそっち

こんにちは、いそっちです。
シェアハウスが好きで、過去3年間、3軒のシェアハウスを渡り歩いて暮らしています。
シェアハウスが好きで、このブログでもシェアハウスのことをよく書いています。

 

シェアハウスは楽しいですが、楽しいことだけではありませんでした。

シェアハウスは、人と人との距離がすごく近い空間。シェアハウスの運営側にとっては公にしたくない話ですが、シェアハウスとトラブルは切っても切れない関係です。

シェアハウスに入りたいけど、新しく入るのが心配な人に向けて、以前、トラブル集をまとめてみました。

シェアハウスのトラブルまとめシェアハウス トラブルの原因まとめと解決方法

ただ、具体的な事例のほうがわかりやすいのも事実。

そっちの方が読みたい人もいるのかな、と思い、僕がシェアハウスに住み、実際に経験した中で最もひどかった「シェアハウスのトラブル事例」について、紹介してみたいと思います。

具体的には、シェアハウスの中で出くわした、「問題住人」の話です。

以下の内容は、特定のシェアハウスや、そこの「問題住人」を非難するのが目的ではありません。
あくまで、シェアハウスに興味がある人に、「こういうこともある」と事例を伝えたいだけです。

そのため、シェアハウスの名前や、個人を特定できる情報は一切出しませんので、これ以上の詮索はご容赦ください。

また、今回の話では、シェアハウスに住んでいたある入居者について、否定的な見方で書いています。

彼が起こした行動は事実ですが、見方については僕の一方的な感想ですので、その点はご理解ください。

 

入居〜問題住人との接触までの話

当時、僕はあるシェアハウスに、新しく入ったばかりでした。

まだあまり知っている人もいない状態でしたが、変なうわさを耳にしました。

シェアハウス内のとあるハウスメイトから、「夜中に、バンバンとものすごい勢いで扉を閉める男性がいるから、注意してね」と聞いたのです。

そのうわさの「彼」が、今回の問題住人でした。

彼が具体的に何をするかというと、自室のドアを一度開き、思いっきり締めて「バーン!!!」と大きな音をたてるとのこと。

家全体が壊れるんじゃないかというような爆音だそうです。

ハウスメイトによると、問題住人は夜にリビングで誰かが話していると、ドアバンバンを始めるようでした。

「リビングの音がうるさい」と感じた時に「ドアバンバン」をしてるみたいだよ、とのことでした。

 

構造上仕方なかった「リビングの音問題」

夜の時間にリビングでうるさくするのはNGと、ハウスルールに書いてあります。それは当然です。

ただ、僕の住んでいたシェアハウスは、構造上仕方ないところもありました。

「吹き抜けデザイン」のシェアハウスだったので、デザインはかっこよかったのですが、リビングと各部屋の仕切りは、部屋のドアのみ。

夜にリビングですこしでも盛り上がると、部屋の中で音をうるさく思ってしまうのも事実でした。

 

僕も、自室にいる時に「リビングがうるさいなぁ」と思ったこともあるし、彼が「うるさい」と思うのも別におかしなことではありません。

 

ドアバンバンによる自己主張はおかしい

ただ、「ドアをバンバンする」という彼の言動は絶対的に間違っています。

なにか気になった時、お互いに相手を思いやり、気になることがあったらきちんと誤解のないように伝えるのがスマートです。

気に入らないことがあった時に、大きな音を出して脅す、というのは最低のやり方ですよね。

 

雰囲気の悪いハウス

そんな常識はずれの人がいるのか……と思ったものの、実は僕は、「ドアバンバン」の現場に居合わせたことはありませんでした。

ちなみに、その後も現場に居合わせることはありませんでした。

なので、直接的にこの「恐怖」は感じていません。

でも、このハウスの人達が、明らかに彼の言動に怯えていたのは、よくわかりました。

 

上で書いたとおり、リビングでは、夜10時以降声のトーンを落としてください、というルールはたしかにありました。

でも、このハウスでは、夜になると、みんな「囁くくらいまで」声のトーンを落とす。

テレビの音も、聞こえるか聞こえないかの限界くらいまで抑えていました。

管理会社も明言していましたが、深夜にしか家に帰れない人もいるし、夜のリビングの使用を「禁止されている」わけではありません

普通に考えて、常識的なマナーを持って使えばいいはずです。

 

みんながこのように「ビクビクしながら」リビングを利用するのは、今思うと異様でした。

僕も、このような雰囲気を見て、なにかただ事ではないな、と思いました。

 

管理会社への相談は、空回りに

ちなみに、実際に「ドアバンバン」をやられた友達が、一度管理会社に「問題住人」のことを相談したそうです。

ただ、その際の会社側の反応は、「短気な人がいるんですね」程度だったとのこと。

全体メールで「ドアを閉めるときの強さに注意してください」と連絡は入りましたが、その後も定期的に「ドアバンバン」が繰り返されたとのことだったので、それ以上の「個人相手の指導」はなかったのだと思います。

管理会社には、この危機感が伝わっていないんだなぁ、と無力感を感じました。

 

一人のまっとうそうな男性

シェアハウスでの日々を過ごすに連れて、徐々に色んな人と仲良くなっていきましたが、一人の男性とも仲良くなりました。

ちょうど、僕よりも少し上くらいの年齢の彼。

彼とは、たまに晩御飯を作るタイミングが合ったので、食べるときに、テレビを見ながら話をしました。

本当に、他愛のない話です。

仕事はどうだとか、車がほしいんだとか。

彼は真面目に仕事をしているようで、おとなしい印象を受けました。普通に感じのいい人だな、と思っていました。

ただ……

ハウスメイトに彼の話をしたところ、『彼が「ドアバンバン」のうわさの張本人』と、話してくれました。

 

でも、実際話してみると、本当に「普通の人」なんです。

変な人という印象は一切持ちませんでしたので、何かの間違いじゃないの?と思っていました。

 

ですが、彼は確かに「ドアバンバン」の本人でした。

そして、それどころか、もっとヤバイやつだ、ということに、しばらくして気が付きます。

 

おかしいと思った瞬間

最初におかしいと思ったのは、些細な事がきっかけでした。

僕が夜10時頃に皿洗いをしていたら、その音がうるさいということで彼に指摘をされました。

ただ、気になったのは、そのときに、彼がすごく強い口調だったのです。いきなり横にぬっと現れて、「おい、うっせーぞ」みたいな。

普段は普通に話しているのに、急変したような態度でした。

はじめは、「うわ、なんかこわっ!」とびっくりしました。

(まぁ、うるさかったと感じたなら申し訳ない)と思い、その場はこちらが謝り、丸くおさまりましたが、しばらくして、「自分がそこまで悪かったか?」と思うようになりました。

僕の方は、わざとうるさくしているわけではありません。

 

僕はただ、皿洗いをしていただけです。

 

「なんで、いきなり来られて、そんな責められ方をしなきゃいけないんだ」と怒りがこみ上げてきました。

メールで、「相手も悪気があってやってるわけではないから、誰かに指摘するときは、優しく声をかけた方がいいよ」と伝えて、反応を見たところ…

予想外に、彼が「わるかった」とのこと。

わかってくれたならいいや、と思って、この問題は放っておくことにしました。

 

彼の本心

あとから気づいたのですが、僕のスマホに彼から「二人で料理するのは迷惑だ」というような趣旨のメールが届いていました。

 

僕は当時、彼女(ブログを一緒に書いているmay)と付き合いながら、同じシェアハウスに住んでいました。

で、普段リビングとかではなるべく離れて過ごすようにしていました。

ただ、たま~にですが、二人で料理をする機会があって、この日はそういう日でした。

そうしたら、「二人で料理するのは迷惑だ」と。

 

それを確認せずに放置していたら、彼から直接「うっせーぞ」と言われたので、おそらく、音がうるさいとかの以前に、僕(や彼女)の存在が鬱陶しかったんだろうと思います。

 

危険人物?という疑惑

僕にとっては、彼のコミュニケーションのとり方は今までであったどんな変わった人よりも、異質に感じました。

もう、彼がどんな行動を取るかわかりません。

まかりまちがい、これ以上変に彼を威嚇したら、シェアハウスのキッチンにある包丁で刺されかねないな、と思うようになりました。

そう思うと、背筋が凍るような怖さがありました。

おそらく、彼は僕の存在自体が許せないのだろう、と思うようになりました。

怖いし、もう、関わりたくないので、話しかけたりということは辞めました。

 

反応の変化

ただ、彼自身もここから変化していきました。

僕が避けるまでもなく、彼が僕を避けるようになりました。

晩御飯のときに同じ時間帯になったとしても、彼が自室に戻っていくような。

 

自室のドアが叩かれた?疑惑

一度、僕の個室のドアを誰かに叩かれた?と思ったことがありました。

夜に、テレビを付けていたときです。

映画を見ていて、たまたま音が大きいシーンでした。

その時、ドアが一度だけ「バンッ」と音を立てた気がしたのです。

気のせいだったのか、誰かが本当にドアを叩いたのか。

とにかく言えるのは、そういう不意の出来事があった時に、真っ先に「彼の仕業」と疑ってしまうほど、僕はいつの間にか彼の恐怖を感じていました。

ちなみに、振り向くくらいの大きな音だったので、本当に音が鳴ったと思うのですが、真相はわかりません。

 

2回目の問題行動:去り際の壁パンチ

正直、シェアハウスの中の人は、みんな彼に恐れを抱いていたように思います。

リビングでの交流も、ましてや深夜のリビングの利用も、徐々になくなっていきました。

 

徐々に、彼の思うような姿(静かで物音一つしないシェアハウス)になっていきました。

僕はそれが嫌でしたが、自分ひとりの力ではどうしようもないなぁ、という気持ちで、現状を受け入れながら生活しました。

 

で、そんな日々が数ヶ月続き、また新たな問題がおきます。

シェアハウスの人たちの有志+ハウス外の友人で、久々のホームパーティを開いたときのことでした。

 

シェアハウスは、外に出る時に、リビングを経由しないと出られないような構造になっていました。

リビングにいたら、誰かが外に出ていくときにその姿を見ることが出来ます。

その日、パーティーの最中に、問題住人が久しぶりに顔を出したのに気づきました。

最初は「なんだろう」と思いましたが、すぐに外に出ていくのだとわかりました。

何気なく眺めていたら、出口に差し掛かったとき、彼は壁を一発バンと叩いてから出ていきました。

 

その場にいた全員が、「え??」という空気になりました。

何も言わず、壁を叩いて出ていったのです。

この行動は意味不明でしたが、どうみても、なにか僕たち、ホームパーティーをやっていた人たちを敵視してそういう言動をとったようにしか見えませんでした。

 

僕は、ここで怒りが爆発しました。

彼の、暴力を振りかざした脅しで、他人を制圧しようという根性が許せませんでした。

 

何かしらの指摘をしなければならないと思いましたが、その選択肢については悩みました。

すなわち、管理会社に相談するのか、僕が彼と直接話をするのか。

正直、問題解決能力という点で、管理会社のこともあまり信用していなかったので、管理会社に相談するのはやめることにしました。

また、彼に対して「情け」をかけてしまったのも事実です。

仮に彼が更生しようという気持ちを持ってたとしたら。

僕が管理会社に事態を相談したときに、管理会社が面倒事を嫌い、彼の意思を聞かずに「即退去」なんてことになったら、可愛そうだと思いました。

結局「まずは僕が彼に訳を聞き、解決への緒を探そう」なんていう風に思ってしまいました。僕の見せかけの正義感から、そのようなことを思ったのです。

結局、この辺の選択は後から考えると間違っていた、と思います。

その点については、後ほど。

 

ただ、そうした決意があり、彼に対し、「君の言動について言いたいことがあるから、二人で話し合おう」と連絡をするに至りました。

最初、彼からは一切返答がありませんでしたが、しつこく連絡をしたところ、返事が返ってきました。

で、その日の夜に、彼と面と向かって話すことになりました。

 

※次に続きます

 

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